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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その135 1960年代の男性服(4) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は「1960年代の男性服」についてです。



『第7章「1960年代:州昇格後の時代

 男性服(4)

(続)明るい色の花柄の、キャラコのプリント生地を裏返すことで、
サーファーたちによって着られた色褪せた外観により近く似せた、
抑えた色調の外観を、レイン・マッカラーは生み出したのである。

パット・ドリアンという名前の、あるワイキキのバーテンダーが、
スプーナーに布地を裏返したシャツを作ってくれるように頼んだ
(訳者補足:のがリバース・プリントのアロハシャツの起源だ)と、
ある物語は主張する。

インスピレーションがどうあれ、結果はよい方向に受け取られた。

リバース・プリントのアロハシャツはきわめてポピュラーになり、
今日ではハワイのビジネスマンたちによって着られている
(著者注:『ホノルル・マガジン』1996年8月号の
 ジョン・ヘカソーンの記事より引用)。』



古そうなリバース・プリントのレイン・スプーナーを
ヤフオクで探してみたのですが、
あまり古いものは見つかりませんでした。

こちら ↓ をご紹介しておきます。

i-img1000x750-1561539539ddwh0a396904.jpg

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f356729285

(ヤフオク出品物より引用)

1980年代くらいの製品でしょうか?それほど古くはなさそうです。

ただ、プルオーバーでボタンダウンというところが、
アイビースタイルを大切にしたレイン・マッカラーらしくて
いいのではないでしょうか?

パステル調の色合いが1980年代っぽいですし、
花柄もいい感じだと思います。
個人的には好きなタイプです。



(次回に続く)

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