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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その136 1960年代の男性服(5) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は「1960年代の男性服」についてです。



『第7章「1960年代:州昇格後の時代

 男性服(5)

 ハワイアン・シャツは1960年代に、
カリフォルニアでのサーフ・カルチャーの強い影響のため、
(訳者補足:ハワイに比べて)米国本土でよりポピュラーになりさえした。

サーファーたちがノース・ショアでサーフィンをするために
ハワイへやって来るようになるにつれて、
彼らはアロハシャツやショーツを携えて戻っていくようになった。

こうしたことが、ハワイのスタイルをすぐにコピーする、
アメリカのスポーツウェア産業に顕著な影響を及ぼした。

カリフォルニアのメーカーたちは、アロハシャツだけでなく、
ジャムズ(訳者補足:のサーフ・トランクス)や、
リバース・プリントのシャツ、コナ・ジャケットもコピーしたのである。』




アーサー氏が「ジャムズ」と呼んでいるのは
おそらく「ジャムズのサーフ・トランクス」のことでしょう。
1960年代のヴィンテージは見つかりませんでしたが、
このような ↓ トランクス(画像は現行品)のことだと思われます。

m55921740700_1.jpg


また「リバース・プリントのシャツ」はこのような ↓ シャツです
(画像は1960年代ではなく1980年代製と思われる「レイン・スプーナー」製)。

i-img1000x750-1561539539ddwh0a396904.jpg


そして「コナ・ジャケット」はこのような ↓ アウターのことです。

ハワイアンホリデー ウィンドブレーカー.jpg

画像はハワイの「ハワイアン・ホリデー・スポーツウェア」製です。



(次回に続く)

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