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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その105 1950年代後半の女性服(2) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

前回から話題は「1950年代後半の女性服」についてです。



『第6章「1950年代後半
     :ハイファッションの時代

  女性服(2)

(続)ゆったりしたシルエットで、明るい色の柄物の、
しばしば丈の短いムームーは、
カジュアルな日中着だと見なされるようになった。

またパケ・ムーは、中国襟が付いた、
より体にフィットしたムームーであった。

パケ・ジャケットもまたカジュアル・ウェアとして人気があった。

これは、中国式結びボタンで前を閉じ、
2つのパッチ・ポケットが付いた服である。(続)』



こちら ↓ は、中国襟が付いたパケムーです。
年代が明記されていませんが、
柄の感じから、1950年代のものだと筆者は推測します。

3747298363_99e06e0cce_k.jpg

(ハワイ大学服飾コレクションより引用)

前回の記述で出てきたチャイナドレス風のシースドレスと同様、
この時代には中国的なデザインが多く見られたようです。



(次回に続く)

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