リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その106 1950年代後半の女性服(3) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]
元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。
現在の話題は「1950年代後半の女性服」についてです。
『第6章「1950年代後半
:ハイファッションの時代
女性服(3)
(続)一方、夜用では、
ハワイ柄の布地で作られてはいるがスタイルは本土式
(例えばホルター・トップ・ドレスのような)というカクテル・ドレスや、
ホロクが、フォーマルなイブニング・ドレスとしては支配的であった。
体にぴったりフィットしたホロクは、
ハワイの特別なイベントで好まれるスタイルになった。
ハワイ柄プリントと、極端に長い後ろ裾は、
1950年代のホロクによく見られる特徴であった。
長袖とヨークは、以前は伝統的なホロクを特徴づけるものであったが、
この時代には廃れてきていた。(続)』
ハワイ大学服飾コレクションではさまざまな服が紹介されていますが、
こちら ↓ は、上の記述で「本土式スタイル」と表現されている、
1950年代の「ホルター・トップ・ドレス」です
(ただし、ハワイ柄の布地ではありません)。
(ハワイ大学服飾コレクションより引用)
また、こちら ↓ は1960年代の、後ろ裾の長いホロクです
(ただしこれも、ハワイ柄のプリント生地は使われていません)。
(ハワイ大学服飾コレクションより引用)
「1950年代には長袖のホロクは廃れてきた」と書かれていますが、
1960年代になっても、一部には、伝統的なホロクとして残っていたのでしょう。
(次回に続く)
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。
現在の話題は「1950年代後半の女性服」についてです。
『第6章「1950年代後半
:ハイファッションの時代
女性服(3)
(続)一方、夜用では、
ハワイ柄の布地で作られてはいるがスタイルは本土式
(例えばホルター・トップ・ドレスのような)というカクテル・ドレスや、
ホロクが、フォーマルなイブニング・ドレスとしては支配的であった。
体にぴったりフィットしたホロクは、
ハワイの特別なイベントで好まれるスタイルになった。
ハワイ柄プリントと、極端に長い後ろ裾は、
1950年代のホロクによく見られる特徴であった。
長袖とヨークは、以前は伝統的なホロクを特徴づけるものであったが、
この時代には廃れてきていた。(続)』
ハワイ大学服飾コレクションではさまざまな服が紹介されていますが、
こちら ↓ は、上の記述で「本土式スタイル」と表現されている、
1950年代の「ホルター・トップ・ドレス」です
(ただし、ハワイ柄の布地ではありません)。
(ハワイ大学服飾コレクションより引用)
また、こちら ↓ は1960年代の、後ろ裾の長いホロクです
(ただしこれも、ハワイ柄のプリント生地は使われていません)。
(ハワイ大学服飾コレクションより引用)
「1950年代には長袖のホロクは廃れてきた」と書かれていますが、
1960年代になっても、一部には、伝統的なホロクとして残っていたのでしょう。
(次回に続く)
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