ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(112)パレオ柄(後) [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
今回も「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
テーマは「パレオ柄」で、その後編になります。
さて、平日お届けしている翻訳のところで、
シャヒーンの話が連日続いておりました。
そのシャヒーンにも有名なパレオ柄があるので、
それが出品されていないか探してみました。
しかし残念ながら見つからなかったので、
レインズプーナーとのコラボ版(現行品)をご紹介しておきます。
こちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o426601540
パレオ柄というのは、ハワイでは繰り返し何度もブームがやって来るのですが、
1950年代半ばにシャヒーンがこの柄を出したことで、
パレオ柄がブームとなり、
カメハメハやカハラ、ロイヤルハワイアンなども
コットンのパレオ柄を出してきたのでは? と筆者は推測しています。
1950年代のカメハメハやカハラのパレオ柄は
ヤフオクでは見つかりませんでしたが、
1950年代のロイヤルハワイアンのパレオ柄が、前回ご紹介した、こちら ↓
になります。
そして、1950年代末から1960年代前半頃になると、
今度はコットンサテンのパレオ柄が出てきます。
こちら ↓ がそのタイプです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j735273916
1950年代のものに比べて、少し柄が凝っているような気がします。
ボタンはこの時代に多い古銭ボタンです。
また、この時代の特徴として、ベースの色が、紺や朱色や水色などだけでなく、
いろいろな色が出てくることが挙げられます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h561594838
ブランドは「ダイヤモンドヘッド・スポーツウェア」です。
上のものと同じ柄で、別な色のものもありました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w478431598
そして、白との2色ではなく、白以外の2色の、濃い色合いのものも、
この時代に出てきたようです。
例えば、こちら ↓ がそのタイプです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n516848001
ブランドはカメハメハで、古銭ボタンです
(コットンサテンではないので、もしかしたら1950年代末頃の、
1つ前の世代のものかもしれません)。
また、日本のブランド(日本製)が出てくるのもこの時代です。
例えばこちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j554052352
これとまったく同じ柄(同じ生地)で、
ロイヤルハワイアン(ハワイ製)のものがあります。
こちら ↓ も同じく日本製です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/555140408
ボタンダウンでプルオーバーというところが、
アイビースタイルの、いかにも60年代っぽいデザインです。
さらに、1960年代末から70年代前半くらいには、
もう少し多色使いのタイプが出てきたようです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f445309542
ワンピースですがシャツもあったと思います。
カメハメハですが、織ネームが上のものより新しい時代のものになります。
いかがでしょうか?
一口にパレオ柄と言っても、年代によって様々な素材や色や柄があることが
お判りいただけたと思います。
シンプルだけれど実に奥が深いのがパレオ柄だと改めて思いました。
今回はこの辺で。次回をお楽しみに。
(次回に続く)
テーマは「パレオ柄」で、その後編になります。
さて、平日お届けしている翻訳のところで、
シャヒーンの話が連日続いておりました。
そのシャヒーンにも有名なパレオ柄があるので、
それが出品されていないか探してみました。
しかし残念ながら見つからなかったので、
レインズプーナーとのコラボ版(現行品)をご紹介しておきます。
こちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o426601540
パレオ柄というのは、ハワイでは繰り返し何度もブームがやって来るのですが、
1950年代半ばにシャヒーンがこの柄を出したことで、
パレオ柄がブームとなり、
カメハメハやカハラ、ロイヤルハワイアンなども
コットンのパレオ柄を出してきたのでは? と筆者は推測しています。
1950年代のカメハメハやカハラのパレオ柄は
ヤフオクでは見つかりませんでしたが、
1950年代のロイヤルハワイアンのパレオ柄が、前回ご紹介した、こちら ↓
になります。
そして、1950年代末から1960年代前半頃になると、
今度はコットンサテンのパレオ柄が出てきます。
こちら ↓ がそのタイプです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j735273916
1950年代のものに比べて、少し柄が凝っているような気がします。
ボタンはこの時代に多い古銭ボタンです。
また、この時代の特徴として、ベースの色が、紺や朱色や水色などだけでなく、
いろいろな色が出てくることが挙げられます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h561594838
ブランドは「ダイヤモンドヘッド・スポーツウェア」です。
上のものと同じ柄で、別な色のものもありました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w478431598
そして、白との2色ではなく、白以外の2色の、濃い色合いのものも、
この時代に出てきたようです。
例えば、こちら ↓ がそのタイプです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n516848001
ブランドはカメハメハで、古銭ボタンです
(コットンサテンではないので、もしかしたら1950年代末頃の、
1つ前の世代のものかもしれません)。
また、日本のブランド(日本製)が出てくるのもこの時代です。
例えばこちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j554052352
これとまったく同じ柄(同じ生地)で、
ロイヤルハワイアン(ハワイ製)のものがあります。
こちら ↓ も同じく日本製です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/555140408
ボタンダウンでプルオーバーというところが、
アイビースタイルの、いかにも60年代っぽいデザインです。
さらに、1960年代末から70年代前半くらいには、
もう少し多色使いのタイプが出てきたようです。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f445309542
ワンピースですがシャツもあったと思います。
カメハメハですが、織ネームが上のものより新しい時代のものになります。
いかがでしょうか?
一口にパレオ柄と言っても、年代によって様々な素材や色や柄があることが
お判りいただけたと思います。
シンプルだけれど実に奥が深いのがパレオ柄だと改めて思いました。
今回はこの辺で。次回をお楽しみに。
(次回に続く)
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