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ハワイの衣料品製造業の歴史 その295 「メイド・イン・ハワイ」というレーベルの開発と承認(9) [ファンダバーク著ハワイの衣料品製造業]

ファンダバーク教授の本『ハワイの衣料品製造業の歴史』の翻訳をお届けしています。

この章「ハワイで製造される衣料品の種類」では、衣料品のタイプ別に語られており、
現在は「『メイド・イン・ハワイ』というレーベルの開発と承認」について
まとめた部分をご紹介しています。
この話題はまだもうしばらく続きます。



「メイド・イン・ハワイ」というレーベルの開発と承認(9)

 1961年5月のホノルル・アドヴァタイザー紙に載ったある記事が、
メイド・イン・ハワイのレーベルについてコメントしている。

  ”「急速に拡大しているアロハの州(訳注:ハワイ州のこと)の衣料品産業は、
  ハワイを訪れる観光客への販売促進活動に大きな力を注いでいます」と
  ハワイ州観光局の総支配人、チャールズ・G・ブレーデンは言う。”

  ”「『メイド・イン・ハワイ』のレーベルはとてつもなく重要です。
  なぜなら、本土とカナダの旅行好きの多くの地域では、
  そのレーベルがすでに有名なトレードマークになっているからです。」”

  ”「伝統的なポリネシアの服は、1年中、毎日、
  広告宣伝費百万ドル相当の価値を無料でハワイにもたらしてくれます。」と、
  衣料品メーカー35社から成る
  ハワイ・ファッション組合の理事長、ロバート・T・ガフニーは認めた。

  「新聞や雑誌に載る、百貨店の広告や編集ファッション・ページを通じて、
  ハワイ製の衣料品が、夢の休暇地・ハワイに、
  人々の注意を集中的に惹きつけてくれるのです。」” (続く)』



(次回に続く)

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