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ハワイの衣料品製造業の歴史 その130 1946年 ハワイでの、オーダーメードのデザイナーと服のスタイル(3) [ファンダバーク著ハワイの衣料品製造業]

ファンダバーク教授の本『ハワイの衣料品製造業の歴史』の翻訳をお届けしています。
現在は、戦中・戦後編の章を、少しずつ翻訳しているところです。

「ハワイでの、オーダーメードのデザイナーと服のスタイル」をご紹介しています。
今回は、その広告例になります。


『1946年 ハワイでの、オーダーメードのデザイナーと服のスタイル(3)

 1942~49年にハワイのオーダーメードのデザイナーが
 地元紙に出した小売店の広告(1)

  フロイ・マーサー
  ホノルル・スターブリトゥン紙
  1942年6月30日

  ”ハイビスカス柄が入った、新作のブラウスとターバンのセットを、
  フロイ・マーサーがお届けします。”


  ルイス・ラッセル
  ホノルル・アドヴァタイザー紙
  1946年1月13日

  ”ルイス・ラッセル創作のオリジナル。
  裏地が付いた、金襴の中国風コートと、
  丁寧に裁断されたトラウザーのセットには、
  いろいろな組み合わせがあります。
  コートは、イブニングドレスの上に羽織るものとして完璧です。
  またトラウザーは、ブラウスと組み合わせれば、
  また違ったラウンジング・アンサンブルとして着られます。
  コートと、ジャージー素材のトラウザーのセットは55ドル。
  コートと、クレープ素材のトラウザーのセットは65ドル。
  安っぽく作られたコピー品を買う前に、
  ぜひオリジナル品をご覧ください
  (中国産とエジプト産のシルクを使った当店だけのモデルをご覧ください)。”


  ジョージ・A・シャヒーンズ
  ホノルル・アドヴァタイザー紙
  1946年1月13日

  ”グラマラスな服をお手頃価格で。ユニークかつオリジナル。
  私共の34人のドレスメーカーはあなたの特別なご注文を2日間で、
  当店の品質基準を下回ることなく仕上げます。
  当店はまた、中国刺繍入りパジャマの既製品も、
  ホノルル最多の種類で揃えており、他のどの店とも違うお品です。
  当店の服ならどれでも、かわいいイニシャルかお名前を、
  たった1ドルで、10分以内に、刺繍いたします。” 』



次回も広告例をご紹介します。


(次回に続く)

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