ハワイの新聞記事から その348 1958年 イオラニは、手捺染されたハワイ柄を専門に扱っている（４）

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
イオラニ・スポーツウェアを
取り上げた1958年のホノルル・
アドヴァタイザー紙の記事を
翻訳しています。

****************************

『イオラニ・スポーツウェア～
染料は外国から---
イオラニは、手捺染された
ハワイ柄を専門に扱っている(４)

　スクリーン・プリントする
ための柄は
フィルム上でカットされ、
そのあと、木枠の上に
伸ばされたシルク・スクリーンに
転写される。

１つの柄の中の各色を
プリントするごとに
新しいスクリーンが
使われなければならない。

染料はそのスクリーンを通して
生地の上へと
押し出されるのである。』

****************************





手捺染されたフラ・タパ柄が、
ジャマイカ・ショーツのセットを
目立たせる。

このセットは、
スクーナー（帆船の一種）・
ブルー、チャコール・グレー、
またはメロン・オレンジの地に、
白色と金色の柄が
プリントされたものである。

およそ19ドルで
小売りされている。

****************************

「フラ・タパ柄」というのが
どのような柄なのかは
ちょっとわかりませんが、
「フラガール」と「タパ」が
組み合わされた柄のように
思います。

また「スクーナー・ブルー」
も、どのような青色なのか
想像するのは難しいです。

ちなみに「スクーナー」
というのは、
このような帆船　↓　のことです。



（ウィキペディアより引用）




（次回に続く）

タグ：アロハシャツの歴史 ハワイの衣料品産業 ヴィンテージ・アロハシャツ イオラニ・スポーツウェア スクリーン・プリント フラ・タパ柄 スクーナー