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ハワイの新聞記事から その315 1956年 ラウハラ~ラウハラは本土風にデザインする(4) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1956年のホノルル・
アドヴァタイザー紙掲載の、
ハワイの衣料品産業に関する
シリーズ記事の第11回、
ラウハラ・スポーツウェアを
翻訳中です。

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Lauhala 5.jpg

(1950年代前半頃の織ネーム
~筆者コレクションより)

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『シリーズ ハワイの
ファッション産業(11)
~ラウハラ・スポーツウェア
ラウハラは本土風に
デザインする(4)

 販売が増えるにつれて、
この新会社(訳者補足:
旧会社のラウハラ・
セールスに対して、
新会社のラウハラ・
スポーツウェア)が
取り扱った商品の幅も
増加した。

他のメーカーから買った
アロハシャツやムームーを
売ることから、
自社オリジナルの服を
作ることへと転換するのは
それほど大きな
一歩ではなかった。

今日彼らはカラカウア通りに
新しい建物を借りており、
そこでほど良い数の
熟練労働者を雇っている。』

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ラウハラ社は
1942年に創業し、
当初はラウハラ編みの
バッグ類を仕入れて
販売していました。
そして初めの頃
(おそらく1942年から
1940年代後半まで)は
アロハシャツやムームーも
他社から仕入れて、
販売だけをしていたと
上の記事には書かれています。

そうだったのですね!

初期の製品は
おそらく「ラウハラ」の
ブランド名は付いていなかった
でしょうから、
「ラウハラ」の織ネームが
付いている製品は、
1940年代末以降のものだと
言えるのではないでしょうか。



(次回に続く)

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