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ハワイの新聞記事から その209 1958年 ハワイのデザイナーたちが多彩な服を提供する~カメハメハ(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

引き続き、
カメハメハ・ガーメント社に
関する記事をお送りします。
今回は、1958年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された記事で、
いくつかのブランドを
取り上げた記事の中の
1つです。

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『1958年
ハワイのデザイナーたちが
多彩な服を提供する
~カメハメハ(2)

 最新の布地と配色は
カメハメハのトロピグロの
コーマ綿
(訳者補足:長繊維だけを
揃えた、滑らかな綿糸)
である。

緑、青、オレンジ、茶の濃淡、
あるいは赤とピンクが、
水で薄めた効果を出すため
溶け合っている。

 柄はプルメリア、カトレヤ、
またはタロの葉である。

サイズはS、M、Lである。

このモデルは約11ドルで
販売されている。

 カメハメハ・ガーメント社は
1936年にハーバート・V・
ブライナーによって創業され、
かなりの分量が
本土でのビジネスである。

同社は総計180台の機械を備えた
2つの工場を、
ヒロとホノルルで稼働し、
年間122万5000ドルの事業を
行っている。』

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「トロピグロ」というのは
生地の商標ですね。

同じ1958年の新聞広告に
「オーキッド」柄
(上の記事の「カトレヤ」柄)
が掲載されていて、
その中に「トロピグロ」も
出ていました。

まずアロハシャツはこちら。

kamehameha 3.jpg

5.98ドルです。

女性用水着はこちらです。

swim suit.jpg

10.98ドルです。

「トロピグロ」はこちら。

tropic-glo.jpg

(筆者コレクションより)

説明文には「シルキー」な
コーマ綿と書かれていて、
より光沢があることが
強調されています。

色は、赤、青、緑、茶の
4種類がありました。


今度、この柄の実物が
ヤフオクに出ていたら
ご紹介しますね。


この記事は今回で終わりです。
次回をお楽しみに。


(次回に続く)

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