SSブログ

ハワイの新聞記事から その207 1960年 衣料品の過去最大の荷物が火曜日に積み込まれる予定 [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

引き続き、
カメハメハ・ガーメント社に
関する記事をお送りします。
今回は、1960年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された記事です。


kamehameha .jpg

たくさんの箱が、
カメハメハ社の重役
ハーブとミルドレッド、
そして出荷責任者の
エビスヤを取り囲む。

**********************

『衣料品の過去最大の荷物が
 火曜日に積み込まれる予定

 ハワイから本土に
これまで送られた中で
最大の衣料品の積み荷が昨日
7つのコンテナに収められて
カメハメハ・ガーメント社の
収納庫を出発し、
ロサンゼルスへ向けて
火曜日に
ハワイアン・ビルダーに
積み込まれる予定である。

 35トンの積み荷は
小売価格にして
50万ドル以上の価値があり、
ハワイアン貨物運送によって
西海岸から東海岸までの
300店に配送されるであろう。

 カメハメハ社の
デザイナーであり、同社社長
ハーブ・ブライナーの
妻でもあるミルドレッド・
ブライナーによれば、
2000箱分の服は
従業員200人による
6週間の生産を
意味するという。

 各箱は、
出荷責任者のウェズリー・
エビスヤによって
直接検査された。

 その積み荷には、
水着とその付属品、
メンズのシャツと
ショートパンツ、
サンドレス、ムームー、
そして家族全体向けの
スポーツウェアなどが
含まれている。

 「当社のビジネスの
ほとんどは
季節に左右される
ものなので、
できるだけたくさん作って
出荷まで保管して
おかなくてはなりません。」
とブライナー夫人は説明した。

「全ての店は、
天気が崩れるのと
同じくらいすぐに、
大きな宣伝を
したがっています。」』


*******************


先日ご紹介した、
1951年の記事では
従業員数は170人だと
書かれていましたが、
9年後の1960年には
200人になっています。

また出荷量も
過去最大の35万トンであり、
卸先の店舗数は
全米300店であると
触れられています。

順調に成長していると
いうことなのでしょう。

ところで、
デザイナーのミルドレッドは
1956年の記事では
苗字が「パーク」でしたが
今回の1960年には
「ブライナー」と
なっています。

つまりその間に
ハーブと結婚したと
いうことになります。


この記事は今回だけで
終わりです。
次回をお楽しみに。


(次回に続く)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ファッション

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。