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ハワイの新聞記事から その119 1953 ハワイの数百万ドルの衣料品産業(24) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、1953年に『ホノルル・スターブリトゥン紙』に掲載された、
当時のハワイの衣料品産業の様子を記録した記事を翻訳しています。



『ハワイの数百万ドルの衣料品産業で働く人とお金
 ~陽気なプリント柄が幅広い人に訴えかけ、商売が繁盛する(23)
 文/ジョン・ブロスナン

600万ドルの売り上げ

 金額の点からは、輸出貿易は
ハワイでの卸しの販売額では約250万ドル、
ビジネス全体で年間362万5000ドルに匹敵する。

それは小売レベルでは約600万ドルの販売額に相当する。

 衣料品産業の将来を見積もる上で最も励みになるのはその過去である。

つまり衣料品産業は、
これまで多くのプリント柄に霊感を与えてきたダイヤモンドヘッドを生み出した
火山と同じくらいハワイの風景の一部なのであり、
障害があっても段階的進歩を示してきたのである。

 衣料品産業は、奇跡を期待していない
現実主義的なビジネスパーソンたちによって経営されている。

 ハワイ衣料品製造会社協会会長のブライナー、
彼はこの業界におけるベテラン集団の一部であるが、
彼は「無限の需要のおかげで、ゆっくりだが着実な成長」を予知する。

それは、毎日多様な問題と格闘する人から発せられた、熱烈な声明である。』




24回にわたって翻訳してきました、
1953年の新聞記事「ハワイの数百万ドルの衣料品産業」も
今回でようやく終わりとなります。

1950年前後の衣料品産業やアロハシャツ製造の背景が
いろいろとわかる貴重な資料となっていると思います。


次回からはまた別の記事をご紹介します。
お楽しみに。




(次回に続く)

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