ハワイの新聞記事から その51 1960 エルシー・ダースの芸術的才能(15) [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。
現在は、ホノルル・アドヴァタイザー紙の1960年の記事を翻訳しています。
話題は、戦前はテキスタイル・デザイナーとして活躍し、
戦後はドレスのデザイナーとなったエルシー・ダースについてです。
『エルシー・ダースの芸術的才能(15)
文/ペギー・マッケンジー
「画家というものは、絵の構図を組み立てるに当たって、
意識的にせよ無意識的にせよ、絵のフレームの内側に動きを収めるものです。
同じ理論が服にも当てはまります。」
色は、「ダースらしさ」を見分けるものの重要な一部である。
色は、トリミングの代わりに使われる。
また色は、あやふやなデザインをごまかすためではなく、
むしろ、確信をもって使われる線の、絶対的な正しさやシンプルさを
際立たせるために使われるのである。
色の組み合わせは、エルシーだけが思いつくものであり、
どんな女性の心も喜ばせないわけにはいかない、巧みな組み合わせなのである。』
(次回に続く)
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。
現在は、ホノルル・アドヴァタイザー紙の1960年の記事を翻訳しています。
話題は、戦前はテキスタイル・デザイナーとして活躍し、
戦後はドレスのデザイナーとなったエルシー・ダースについてです。
『エルシー・ダースの芸術的才能(15)
文/ペギー・マッケンジー
「画家というものは、絵の構図を組み立てるに当たって、
意識的にせよ無意識的にせよ、絵のフレームの内側に動きを収めるものです。
同じ理論が服にも当てはまります。」
色は、「ダースらしさ」を見分けるものの重要な一部である。
色は、トリミングの代わりに使われる。
また色は、あやふやなデザインをごまかすためではなく、
むしろ、確信をもって使われる線の、絶対的な正しさやシンプルさを
際立たせるために使われるのである。
色の組み合わせは、エルシーだけが思いつくものであり、
どんな女性の心も喜ばせないわけにはいかない、巧みな組み合わせなのである。』
(次回に続く)
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