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ハワイの新聞記事から その46 1960 エルシー・ダースの芸術的才能(10) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、ホノルル・アドヴァタイザー紙の1960年の記事を翻訳しています。
話題は、戦前はテキスタイル・デザイナーとして活躍し、
戦後はドレスのデザイナーとなったエルシー・ダースについてです。



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『エルシー・ダースの芸術的才能(10)
 文/ペギー・マッケンジー

 エルシーは、自身の作品が美術館によって収集されるような、
画家であり陶芸家でありテキスタイル・デザイナーであった。

エルシーは1951年に世界一周旅行に出たのであるが、
その年になってようやく、自身の才能を、
形に生命を吹き込むことに傾けようと決心したのである。

 そう、まさに「生命を吹き込む」である。

なぜなら、動きというものはダースのドレスに無くてはならない部分だからである。

彼女はそのことを次のように説明する。

「私たちはお互いが動いているところを見ているのだということに、
私は気付いていました。

例えば劇場の通路を歩いているとき、
もしその人のドレスやコートがぶざまだったら、
その服のラインが良くないということなのです。」』




(次回に続く)

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