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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その181 1980~90年代の衣料品生産(8) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は、「1980~90年代の衣料品生産」についてです。



『第9章「1980~90年代:ハワイの文化復興とレトロ・スタイル

 衣料品生産(8)

(続)ムームー・ファクトリー・トゥ・ユーは、
1987年までに9店舗に成長し、ムームーを26ドル以下で販売したのだが、
大手メーカーが50ドルから60ドルの価格で対抗するのを難しくした。

「それは市場に大きな衝撃を与えました。」と、
マリヒニの現在のオーナーであるキャロル・ザウトキは言った。

ハワイのアパレル・メーカーが過去10年以上にわたって
リールを巻き上げたため、3000~4000人が職を失った。

ある会社の社長はこう言った。
「私たちを本当に殺したものはスワップ・ミートでした。」 
スワップミートは、縫子たちが生地を買って卸価格で人々に売ることを
可能にしたのである
(著者注:1998年9月7日付『パシフィック・ビジネス・ニュース』紙掲載の
 アンドリュー・ゴメス執筆「制服がアロハ服メーカーの生活を支えている」
 より引用)。』




(次回に続く)

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