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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その118 1960年代の文化的背景(5) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は「1960年代の文化的背景」についてです。



『第7章「1960年代:州昇格後の時代

 文化的背景(5)

 1962年にハワイ・ファッション組合は、
プリントのアロハ服がビジネス服として受け入れられるよう促すべく、
「解放作戦」を上演した。

また組合は、ハワイ州の下院と上院の各議員に
2着のアロハシャツを贈り、女性議員にはムームーを贈った。

その結果、レイデー(メーデー)から夏の間までの、
アロハ服の標準着用を勧告する上院の決議案が採択された。

ハワイ・ファッション組合(製造メーカーの協会)は、
ビジネス界の中でアロハ・フライデーを制定するためのキャンペーンを開始し、
毎週金曜にアロハ服を着て仕事をするのを雇用主たちが許可するよう促した。

アロハ・フライデーは公式には、
1966年にハワイ銀行頭取のウィリー・キャノンがオフィスでアロハシャツを着たことで
始まったとされる
(著者注:ハワイ・ファッション工業組合のキャロル・プレジル組合長への
1999年のインタビューより引用)。(続)』



(次回に続く)

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