ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(114)非常に珍しい柄3種 [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
翻訳部分のキリがちょうどいいのと、週末なので、
週末恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」を、
前回と今回、お届けしています。
今回は「最近新たに出品されたもの」の中から
「非常に珍しい柄3種」をご紹介しましょう。
まず最初に、こちら ↓ をどうぞ。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u443873398
ヘルメットとケープとカヒリという「王家の3点セット」
(筆者が勝手に命名。なぜかこの3つを組み合わせた柄が多いのです)を
ランダムに散らした柄です。
生地はレーヨンで、織ネームは「アンドレード」です。
この柄は初めて見ました。専門書にも出ていないと思いますし、
かなり珍しい柄だと思います。
で、なぜこの柄を取り上げたかと言いますと・・・。
(筆者コレクションより)
この柄にそっくりだからです。
「王家の3点セット」だけでなく、太鼓と、仮面が出てくるところまで
一緒というのは、偶然とは思えません。
この時代(おそらく1940年代末頃)に、
このようなものが流行したとか、話題になったとか、
何らかの背景があるように思えるのです。
特に、「アロハ・ウィーク」と関連があるのではないか
(期間中に、例えば、このようなものが展示されたとか、
これらを使った古代劇のようなものが催されたとか)と筆者は推測しています。
次に行きましょう。こちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p858114367
これも初見です。非常に珍しい柄だと思います。
黒色は上から重ねています(オーバープリントです)が、
それ以外(白、黄色、緑)は抜染しています。
ブランドは「ホロホロ」です。
ロイヤル・ポインシアーナは、和名を「鳳凰木」といい、
「マダガスカルが原産で、熱帯から亜熱帯地方の各地に街路樹や公園樹として
植栽されています」とのことです。
(weblio 植物図鑑より引用)
続いてご紹介する、こちら ↓ も珍しいものだと思います。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d518014158
生地はコットンで、ブランドは「カメハメハ」です。
筆者はこちらも初見です。
出品者さんもタイトルで語っている(「Neon-Color」)ように、
1950年前後には使われなかったような「派手な色合い」が特徴的です。
このような濃いピンクはこの時代にはほとんど見かけませんし、
黄緑色も珍しいですし、なにより、それらを組み合わせたところが、
非常に珍しいと思うのです。
筆者の感覚では、「1980年代的な色使い」のように見えます。
ヴィンテージの色彩感覚を覆す(などと言ったら少しオーバーですが)1枚、
だと思います。新しい発見です。
ちなみに柄は「花と葉」ですが、何の花と葉かはわかりません。
今回は以上の3点のご紹介ですが、
非常に「濃い」3点ではないでしょうか?
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
週末恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」を、
前回と今回、お届けしています。
今回は「最近新たに出品されたもの」の中から
「非常に珍しい柄3種」をご紹介しましょう。
まず最初に、こちら ↓ をどうぞ。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u443873398
ヘルメットとケープとカヒリという「王家の3点セット」
(筆者が勝手に命名。なぜかこの3つを組み合わせた柄が多いのです)を
ランダムに散らした柄です。
生地はレーヨンで、織ネームは「アンドレード」です。
この柄は初めて見ました。専門書にも出ていないと思いますし、
かなり珍しい柄だと思います。
で、なぜこの柄を取り上げたかと言いますと・・・。
(筆者コレクションより)
この柄にそっくりだからです。
「王家の3点セット」だけでなく、太鼓と、仮面が出てくるところまで
一緒というのは、偶然とは思えません。
この時代(おそらく1940年代末頃)に、
このようなものが流行したとか、話題になったとか、
何らかの背景があるように思えるのです。
特に、「アロハ・ウィーク」と関連があるのではないか
(期間中に、例えば、このようなものが展示されたとか、
これらを使った古代劇のようなものが催されたとか)と筆者は推測しています。
次に行きましょう。こちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p858114367
これも初見です。非常に珍しい柄だと思います。
黒色は上から重ねています(オーバープリントです)が、
それ以外(白、黄色、緑)は抜染しています。
ブランドは「ホロホロ」です。
ロイヤル・ポインシアーナは、和名を「鳳凰木」といい、
「マダガスカルが原産で、熱帯から亜熱帯地方の各地に街路樹や公園樹として
植栽されています」とのことです。
(weblio 植物図鑑より引用)
続いてご紹介する、こちら ↓ も珍しいものだと思います。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d518014158
生地はコットンで、ブランドは「カメハメハ」です。
筆者はこちらも初見です。
出品者さんもタイトルで語っている(「Neon-Color」)ように、
1950年前後には使われなかったような「派手な色合い」が特徴的です。
このような濃いピンクはこの時代にはほとんど見かけませんし、
黄緑色も珍しいですし、なにより、それらを組み合わせたところが、
非常に珍しいと思うのです。
筆者の感覚では、「1980年代的な色使い」のように見えます。
ヴィンテージの色彩感覚を覆す(などと言ったら少しオーバーですが)1枚、
だと思います。新しい発見です。
ちなみに柄は「花と葉」ですが、何の花と葉かはわかりません。
今回は以上の3点のご紹介ですが、
非常に「濃い」3点ではないでしょうか?
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
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