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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その90 1950年代後半の文化的背景(1) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

今回から章が変わり、「1950年代後半の文化的背景」が論じられることになります。



『第6章「1950年代後半
     :ハイファッションの時代

  文化的背景(1)

 ハワイの1950年代は、西洋化への絶え間ない圧力を反映した時代であった。

米国の準州としての半世紀が過ぎた後、
1959年に州となることで1950年代の10年を終えた。

この間、ワシントンで州昇格が議論されるにつれて
ハワイに関する興味が全米レベルで増し、
そのおかげで衣料品製造産業は販売額を3倍近くまで伸ばした。

全国的なメーカーやハワイのメーカーが販売促進に力を入れたため、
また、郊外での暮らしが良くなったことも相まって、
カジュアルウェアの販売が伸びた。
そして成長していた観光業も今まさに飛躍的に伸びようとしていた。(続)』




(次回に続く)

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