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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その18 女性服(7) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在は、「20世紀初頭の女性服」に関する部分を翻訳しています。



『第3章 20世紀初頭

  女性服(7)

 プランテーションで働く女性たちのための労働着は、
移民によってハワイに持ち込まれた、
いくつかの民族スタイルが融合したものであった。

身に着けるさまざまなアイテムは、
プランテーションで作業しやすいように取り入れられた。

厚手のエプロン、
ダーンドル・スカート(訳注:ギャザーの入ったゆったりしたスカート)、
長袖のブラウス、腕や脚の防具などは
さまざまなコットン生地で作られた。

また上着はしばしば、カスリと呼ばれる日本のコットン生地で作られ、
その他の服も、ハワイ語でアヒナと呼ばれるデニム地で作られた
(アヒナとは藍のことである)。』



こちら ↓ は1910年頃の、パイナップル・プランテーションでの収穫の様子です。

hawaii-pineapple-plantation-harvest-1910-photo-print-15.jpg

https://www.mcmahanphoto.comより引用)


こちら ↓ はプランテーションで働く日系人の様子です。

japanese-on-sisal-plantation-hawaii-loc-by-the-library-of-congress-2BM70FP.jpg

https://www.alamy.comより引用)




(次回に続く)

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