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ハワイの衣料品製造業の歴史 その139 1946年 ハワイでの、オーダーメードのデザイナーと服のスタイル(12) [ファンダバーク著ハワイの衣料品製造業]

ファンダバーク教授の本『ハワイの衣料品製造業の歴史』の翻訳をお届けしています。
現在は、戦中・戦後編の章を、少しずつ翻訳しているところです。

「ハワイでの、オーダーメードのデザイナーと服のスタイル」の項で、
前回に引き続き、エルシー・ダースについてです。
彼女の話題はまだしばらく続きます。



『1946年 ハワイでの、オーダーメードのデザイナーと服のスタイル(12)

  ”「デザインとは、あなたが持っている何か、
  あるいは持っていない何かだと思います」とエルシーは簡潔に説明する。”

  ”エルシーは、美術館が彼女の作品を収集するほどの、
  画家であり、陶芸家であり、テキスタイル・デザイナーである。

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  1951年になって初めて、彼女は世界一周の旅に出たのであり、
  自分の才能を使って、形に生命を吹き込む仕事をしようと決意したのである。”

  ”そう、 '生命を吹き込む' のである。
  なぜなら、動きこそが、ダースのドレスに必要不可欠なものだからである。
  彼女は次のように説明する。
  「私たちはお互いに、動いている相手を見るのです。
  例えば、もしドレスやコートを着ている人が劇場の通路を歩いているときに、
  その服の動きがぶざまだったら、
  その服のシルエットはいいシルエットではないのです」” 』


(次回に続く)

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