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ハワイの新聞記事から その229 1956年 シャヒーンズ~シャヒーンのプリント生地には異国風の名前がついている(2) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、
アロハシャツに関する
ハワイの新聞記事の中から
面白そうなものを
ランダムに選び、
翻訳してご紹介しています。

現在は、
1956年のホノルル・
アドヴァタイザー紙に
掲載された、
ハワイの衣料品産業に関する
シリーズ記事の第5回で、
シャヒーンズに関する
記事になります。

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『1956年 シリーズ
ハワイのファッション産業
第5回シャヒーンズ
シャヒーンのプリント生地には
異国風の名前がついている(2)
文/セシル・ネイション

 275人の従業員が、
毎日使われる4500ヤード
(訳注:約4115メートル)
の生地から
服を作っている一方、
近くの裁断室での活動が
ブンブンとうなりを上げた。

1948年に使われた
4台の機械とは
大きな違いである。

在籍する5人の絵描きが
デザインに取り組み、
既存のラインに
毎月10の商品を
加えるのである。

 サーフンサンドの工場は、
ハワイに着想を得て
ハワイで作られた
ハンド・プリントの生地を、
昨年一年で100万ヤード
(訳注:91万4400メートル)
以上供給した。

ファブリック・デザイナーの
アンソニー(トニー)・
ウォーカーは
いくつものデザインを
創作しているが、
そのデザインは、
シャヒーンズ社の
特注で織られたコーマ綿に
プリントされるのである。

それは、
水着とドレスの両方に
使われるかもしれない、
多目的に使える
生地なのである。』

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shaheen's.jpg

プリント柄のデザインを
創作する2人。
右がアンソニー(トニー)・
ウォーカー、左がボブ・サトウ。

(アルフレッド・シャヒーンの
HPより引用)


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今回の記事で、
シャヒーンズは1956年時点で、
ファブリック(テキスタイル)
・デザイナーを5人抱え、
毎月10の新作を創作していた
ということがわかりました。

また、275人の従業員が
生地を裁断し、
服を作っていることや、
1948年にわずか4台の機械で
服作りを始めたことも
わかりました。


(次回に続く)

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