ハワイの新聞記事から その190 1956年 パラダイス~ハワイの人はシースドレスよりもゆったりしたスカートを好む(1) [ハワイの新聞記事から]
筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。
現在は、1956年のホノルル・アドヴァタイザー紙に掲載された、
パラダイス・スポーツウェア株式会社に関する記事を翻訳しています。
これは「ハワイのファッション産業」を紹介したシリーズ記事の1本です。
(筆者コレクションより)
『シリーズ ハワイのファッション産業 第2回 パラダイス
1956年 ハワイの人はシースドレスよりもゆったりしたスカートを好む(1)
文/バーバラ・プロック
編集者注:これは、ハワイのファッションに関して、
女性欄に掲載されるシリーズ記事の第2回である。
そこでは、ハワイ衣料品メーカー組合に属する会社のデザインに焦点を当てる。
今回の話題はパラダイス・スポーツウェア株式会社についてである。
ファッションの専門家によれば、今年はシースドレスの年だそうであるが、
バイイングをする女性によれば、彼女は依然として、
ゆったりしたスカートを買い付けているそうである。
少なくともここハワイ諸島では、それは正しい。
というのもハワイ諸島の女性のバイヤーたちは、
パリからの最新コレクションのあとに付いて行く強力な広告宣伝全てに
著しく耐性があることを証明してきたからである。
パラダイス・スポーツウェア株式会社のスタイリスト、
ヨシエ・サメシマの言葉もそのようなものである。
ゆったりしたスカートのフロック(ワンピース・ドレス)は、
鉛筆のようにスリムなスカートよりも、年がら年中、はるかに多く売れる。
そのことは、アメリカ人女性の平均的な体形を考えるなら、きっと良いことである。
そして今年は例外はない。
より優雅な生地、より女性的な生地を好むのは、
おそらくハワイ人が旅を愛するからである。
たとえどんなに体形がスリムでも、
まっすぐでタイトなスカートを穿いて、
船や飛行機の急な階段を上ったり、
車の狭い場所で何時間か過ごしたりするとき、
タイトなスカートほどイライラするものはないのである。』
今回も、女性物の話が中心ですが、
パラダイス・スポーツウェアというメーカーに関する新しい情報が
なにか出てくるかもしれませんので、
最後までお付き合いください。
(次回に続く)
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。
現在は、1956年のホノルル・アドヴァタイザー紙に掲載された、
パラダイス・スポーツウェア株式会社に関する記事を翻訳しています。
これは「ハワイのファッション産業」を紹介したシリーズ記事の1本です。
(筆者コレクションより)
『シリーズ ハワイのファッション産業 第2回 パラダイス
1956年 ハワイの人はシースドレスよりもゆったりしたスカートを好む(1)
文/バーバラ・プロック
編集者注:これは、ハワイのファッションに関して、
女性欄に掲載されるシリーズ記事の第2回である。
そこでは、ハワイ衣料品メーカー組合に属する会社のデザインに焦点を当てる。
今回の話題はパラダイス・スポーツウェア株式会社についてである。
ファッションの専門家によれば、今年はシースドレスの年だそうであるが、
バイイングをする女性によれば、彼女は依然として、
ゆったりしたスカートを買い付けているそうである。
少なくともここハワイ諸島では、それは正しい。
というのもハワイ諸島の女性のバイヤーたちは、
パリからの最新コレクションのあとに付いて行く強力な広告宣伝全てに
著しく耐性があることを証明してきたからである。
パラダイス・スポーツウェア株式会社のスタイリスト、
ヨシエ・サメシマの言葉もそのようなものである。
ゆったりしたスカートのフロック(ワンピース・ドレス)は、
鉛筆のようにスリムなスカートよりも、年がら年中、はるかに多く売れる。
そのことは、アメリカ人女性の平均的な体形を考えるなら、きっと良いことである。
そして今年は例外はない。
より優雅な生地、より女性的な生地を好むのは、
おそらくハワイ人が旅を愛するからである。
たとえどんなに体形がスリムでも、
まっすぐでタイトなスカートを穿いて、
船や飛行機の急な階段を上ったり、
車の狭い場所で何時間か過ごしたりするとき、
タイトなスカートほどイライラするものはないのである。』
今回も、女性物の話が中心ですが、
パラダイス・スポーツウェアというメーカーに関する新しい情報が
なにか出てくるかもしれませんので、
最後までお付き合いください。
(次回に続く)
コメント 0