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ハワイの新聞記事から その117 1953 ハワイの数百万ドルの衣料品産業(22) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

現在は、1953年に『ホノルル・スターブリトゥン紙』に掲載された、
当時のハワイの衣料品産業の様子を記録した記事を翻訳しています。



『ハワイの数百万ドルの衣料品産業で働く人とお金
 ~陽気なプリント柄が幅広い人に訴えかけ、商売が繁盛する(22)
 文/ジョン・ブロスナン

得意顔で指差す(3)

 効率性を重視すると品物が醸し出す雰囲気ににじみ出るものであるが、
スピードよりもむしろ品質に重点が置かれている。

ハワイの本当のデザインと職人の技能は衣料品産業の最大の財産であるということ、
そして高速生産のゲームではハワイのメーカーは
本土の大メーカーに太刀打ちできないということを、
ハワイ衣料品製造会社協会と鋭いメーカーは認めている。

 衣料品製造は親族を雇用する機会を提供している。

例えば、メーカー10社向けにパターンを作りデザインをしている、
ペギー・ウッドが立ち上げたビジネスもそうである。

標準局にパターンを提供しようとする彼女の主な目的の一つは、
衣料品がどこで製造されるかに関わらず、サイズが均一なことである。』




ペギー・ウッドは女性物のドレスが多いブランドですが、
まれに男性物のアロハシャツも存在します。

探してみたところ、こちら ↓ を見つけました。

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https://www.etsy.com/jp/listing/681642239/mens-peggy-wood-hawaiian-shirt-size?show_sold_out_detail=1&ref=nla_listing_details

(Etsyの過去の出品物より引用)

コットンサテンの生地と、古銭ボタンという組み合わせから、
1960年代前半から半ば頃の製品だと推測します。

織ネームに「ペギー・ウッド・デザインズ社」と記載されているように、
やはり主にデザインを行う会社だったようです。




(次回に続く)

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