リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その148 1970年代の衣料品生産（６）：アロハシャツ歴史研究家・角田潤　オフィシャルブログ：SSブログ

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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その148 1970年代の衣料品生産（６）　[リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』] [編集]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は「1970年代の衣料品生産」です。

『第８章「1970年代：民族の祝賀

　衣料品生産（６）

　リバース・アップリケ
（訳注：通常のアップリケとは逆の方法で、
　重ねた布の上にデザインを描いて切り抜き、土台となる布にまつる技法）
のユニークな一形態であるハワイアン・キルトに対する興味が
1970年代後半に押し寄せた。

マモ・ハウエルは、男女両方のアロハ服用のプリント生地に、
ハワイアン・キルトのモチーフを使うことで現在よく知られている。

彼女は自身のビジネスを（「マモ」というレーベルを使って）
軽い夏のキルトを生産することで1978年に始め、
その後、ムームーの生産に転向した。

ムームーのスタイルは宣教師時代の外観からアップデートする必要があると、
彼女は感じていた。

マモは、くるぶし丈よりいく分短い「デミタスカップ」的な外観を創始した。

「我々はムームーに革命を起こしたのです。」
（著者注：1994年６月29日付『ミッドウィーク』紙掲載の
　C.シネックス執筆「成功する型紙」より引用）』

マモ・ハウエルは、ハワイアン・キルトのモチーフを使った
アロハ服のブランドとして知られています。

例えばアロハシャツは、こちら　↓　。