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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その138 1960年代の男性服(7) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は「1960年代の男性服」についてです。



『第7章「1960年代:州昇格後の時代

 男性服(7)

(続)ロックレンは1978年に、
改変されたハワイアン・スタイルを、より安い価格で生産していた
オーシャン・パシフィックや他の本土の会社を引き合いに出して、
「私は目の肥えた人たちの市場を取りに行っています。
私はポルシェで、ほかはダットサンなのです。」とコメントした。

1980年代半ばには、ロックレンはプリント衣料の市場に
大きなブームがやって来るのを経験し、
1~2年間はハワイで最大の衣料品メーカーであった。

彼の会社は、ジャムズのほかにも、
若者と大人の消費者の両方に訴求するサーフライン・ブランドのシャツも
生産していた。』



ヤフオクで、サーフライン・ブランドのシャツを探してみました。

1960年代から製造されているはずなので、
ヴィンテージのサーフラインもあると思われますが、
織ネームにあまり変化がなく、年代を特定するのが難しいです。

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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d458235098


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https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x1000923250


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厚みがあって大きい木製ボタンが特徴です。
また、プルオーバー・タイプが比較的多く、
リバース・プリントもよく見かけますね。



「1960年代の男性服」の話題は今回で終わりです。
次回からは第8章「1970年代」に移ります。
お楽しみに。



(次回に続く)

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