ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ(151)新出品のアロハシャツ [ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ]
週末の日曜日なので翻訳の方はお休みして、
恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回も「新出品のアロハシャツ」を取り上げます。
真冬ではありますがスペシャルなものがいくつか出品されています。
まず最初はこちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1034593622
非常に有名な「マッキントッシュのメニュー柄」です。
前回、「サベージのメニュー柄」をご紹介しましたが、
2週続けて、しかも冬に、このようなスペシャル品が出品されるというのは驚きです。
ブランドは「ジェニー」ですが、
本土系のブランドであるということ以外、詳しいことはわかりません。
素材はコットンです。
ボタンはバンブーと説明文にありますが、
画像で見る限りは色が濃いので、ココナッツボタンではないかと思います。
ポケットは両裾に付く、いわゆる「マイアミタイプ」です。
日焼けは特にないとのことなので、コンディションとしては
まあまあ良い方だと思います。
さて次です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v1034548001
何度かご紹介している、スペシャル品をたくさんお持ちの方の出品物です。
キヒキヒと巻貝、そして海藻(陸上の植物のようにも見えますが)が描かれた、
専門書掲載のスペシャルな柄です。
今回も織ネームは「緑字のカメハメハ」になります。
ボタンはココナッツボタンです。
そして、生地はレーヨンで、プリントは抜染、
さらには「パラダイス・プリンツ」の耳文字が付いた、
カメハメハのオリジナル生地となっています。
これはポイントが高いですね
(耳に文字が書かれている、メーカーのオリジナル生地というのは、
カメハメハの他には、カハラ、マリヒニ、シャヒーンズくらいではないでしょうか?)。
画像は多めにアップしておきます。
さらにショートパンツも付いています。
7万円という価格は妥当なところではないでしょうか?
最後に、オークションは終了してしまいましたが、
ぜひご紹介しておきたいシャツを取り上げます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1033757486
「ペニーズメイドインジャパン」の、鳥・岩・波の柄です。
「ペニーズメイドインジャパン」の中でも、前期と思われる、
ていねいに描かれた柄と美しい配色のものです。
「ぜひご紹介しておきたい」と言った理由は、
京都の画家、細見豊氏が描いた作品であることがわかっているからです。
詳しくは、筆者が原稿を書いた『定本ハワイアンシャツ』をご覧ください。
同書P71左上に、この柄の色違いの生地スワッチの写真が掲載されています。
作者がわかっているヴィンテージ・アロハシャツは少ないので、
その意味でも貴重なのです。
「26,501円」という、ペニーズにしてはかなり高額で落札されたのは、
そのような理由からではないかと推測します。
なお、ボタンは、ペニーズに共通するプラスチックボタンです。
ジーンズにも合いそうな、ブルー系の落ち着いた色合いで、
好感の持てるヴィンテージ・アロハシャツですね。
それでは今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
恒例の「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」をお届けします。
今回も「新出品のアロハシャツ」を取り上げます。
真冬ではありますがスペシャルなものがいくつか出品されています。
まず最初はこちら ↓ です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1034593622
非常に有名な「マッキントッシュのメニュー柄」です。
前回、「サベージのメニュー柄」をご紹介しましたが、
2週続けて、しかも冬に、このようなスペシャル品が出品されるというのは驚きです。
ブランドは「ジェニー」ですが、
本土系のブランドであるということ以外、詳しいことはわかりません。
素材はコットンです。
ボタンはバンブーと説明文にありますが、
画像で見る限りは色が濃いので、ココナッツボタンではないかと思います。
ポケットは両裾に付く、いわゆる「マイアミタイプ」です。
日焼けは特にないとのことなので、コンディションとしては
まあまあ良い方だと思います。
さて次です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v1034548001
何度かご紹介している、スペシャル品をたくさんお持ちの方の出品物です。
キヒキヒと巻貝、そして海藻(陸上の植物のようにも見えますが)が描かれた、
専門書掲載のスペシャルな柄です。
今回も織ネームは「緑字のカメハメハ」になります。
ボタンはココナッツボタンです。
そして、生地はレーヨンで、プリントは抜染、
さらには「パラダイス・プリンツ」の耳文字が付いた、
カメハメハのオリジナル生地となっています。
これはポイントが高いですね
(耳に文字が書かれている、メーカーのオリジナル生地というのは、
カメハメハの他には、カハラ、マリヒニ、シャヒーンズくらいではないでしょうか?)。
画像は多めにアップしておきます。
さらにショートパンツも付いています。
7万円という価格は妥当なところではないでしょうか?
最後に、オークションは終了してしまいましたが、
ぜひご紹介しておきたいシャツを取り上げます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q1033757486
「ペニーズメイドインジャパン」の、鳥・岩・波の柄です。
「ペニーズメイドインジャパン」の中でも、前期と思われる、
ていねいに描かれた柄と美しい配色のものです。
「ぜひご紹介しておきたい」と言った理由は、
京都の画家、細見豊氏が描いた作品であることがわかっているからです。
詳しくは、筆者が原稿を書いた『定本ハワイアンシャツ』をご覧ください。
同書P71左上に、この柄の色違いの生地スワッチの写真が掲載されています。
作者がわかっているヴィンテージ・アロハシャツは少ないので、
その意味でも貴重なのです。
「26,501円」という、ペニーズにしてはかなり高額で落札されたのは、
そのような理由からではないかと推測します。
なお、ボタンは、ペニーズに共通するプラスチックボタンです。
ジーンズにも合いそうな、ブルー系の落ち着いた色合いで、
好感の持てるヴィンテージ・アロハシャツですね。
それでは今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
(次回に続く)
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