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ハワイの新聞記事から その8 1948年 ジョン・メイグスがピーター・ハードに話を聞く(1) [ハワイの新聞記事から]

筆者が収集した、アロハシャツに関するハワイの新聞記事の中から、
面白そうなものをランダムに選び、翻訳してご紹介しています。

第8回目の今回は、
伝説のテキスタイル・デザイナー、ジョン・メイグスが、
ハワイに来ていた画家ピーター・ハードに直接話を聞いて書いた
1948年の『アイランダー』誌の記事をお届けします。


『ハワイのカウボーイ画家(1)

ピーター・ハードは、米国南西部の有名な画家であり、
彼の作品はライフ誌で披露されたり
全国の多くの展覧会で展示されたりして
多くの読者に良く知られているが、
その彼が、自身の絵画やハワイで創作する楽しさについて簡単に語ってくれた。

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「ハワイで絵を描くのは、2、3の点を除けば、
 ニュー・メキシコで絵を描くのとは違います。

 山々や、積雲の大きな塊や、雨など。

 雨は落ちてくるのが見えるのです。」


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「熱帯の国々の植物はずっと私を魅了してきました。

 従軍特派員として南アフリカやアフリカを旅している間に
 初めて見た時からずっとそうです。」


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「同輩の画家であり、とても親切な人であり、
 ハワイでの滞在中ガイドをしてくれる
 ロバート・バックと共にいられるのは幸運でした。

 私たちは一緒に、主要3島の名勝を回ってきました。」』



ジョン・メイグスは、テキスタイル・デザインの仕事をする傍ら、
雑誌の挿絵画家や記者のようなこともやっていました。

この記事は、雑誌『アイランダー』から筆者が見つけてきた、
ジョン・メイグスの署名記事です。
おそらくこの仕事でピーター・ハードに出会ったことで、
その後の彼のキャリアは大きく変わっていったのであろうと
筆者は想像しています。
つまり、アロハシャツのテキスタイル・デザインの仕事から、
ピーター・ハードと一緒にするフレスコ画の仕事へと
舵を切ることになったのです。


この記事はまだ続きます。



(次回に続く)

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