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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その192 1980~90年代の女性服(9) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は、「1980~90年代の女性服」についてです。



『第9章「1980~90年代:ハワイの文化復興とレトロ・スタイル

 女性服(9)

(続)
これらの服(訳注:1990年代の女性服)は、
しばしば体にぴったりフィットするという点で、
ボディ・コンシャスであるかもしれないが、その一方で、
女性性を主張するようなひだ飾りやフリルに頼ってはいない。

その外見はより紳士服仕立てであり、
概してキャリア女性の服装によりふさわしいものである。

ハワイ的な場所の概念をプロの服装と結びつけるのに、
このキャリア・ルックが向いていると、
いくつかのホテルはわかってきた。

例えばあるホテルは、その女性従業員たちに
ハワイ柄プリントのサロン・スカートとタンクトップと
ジャケットを着てもらっている
(著者注:ハワイ・ファッション工業組合のキャロル・プレジル組合長への
 1999年のインタビューより引用)。』





「1980~90年代の女性服」についての考察は今回で終わります。
次回からはいよいよ「1980~90年代の男性服」が語られます。
お楽しみに。



(次回に続く)

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