リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その130 1960年代の女性服（５）

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は「1960年代の女性服」についてです。



『第７章「1960年代：州昇格後の時代

　女性服（５）

　アロハ服は、1960年代までには、
アロハ・フライデー用として受け入れられただけでなく、
アロハ・ウィークのような特別なイベント用としても、
とりわけふさわしいと考えられた。

カメハメハ・ガーメント社のミルドレッド・ブライナー女史は
1961年に次のように言った。

「アロハ・ウィークの催しに出席するハワイの女性たちが、
　もしカラフルなハワイ製の服を着て髪に花を挿しているなら、
　彼女たちは適切に装っているでしょう。

　王と女王の歓迎会用には、
　王家ご夫妻の1880年期の服を補足するために、
　ホロクやホロムーを着るべきです。（続）』




（次回に続く）

タグ：アロハ・ウィーク アロハ・フライデー カメハメハ・ガーメント社 ミルドレッド・ブライナー ホロムー ホロク ハワイの衣料品の歴史