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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その129 1960年代の女性服(4) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在の話題は「1960年代の女性服」についてです。



『第7章「1960年代:州昇格後の時代

 女性服(4)

 婦人服メーカー、プリンセス・カイウラニは1961年に、
ムームーをよりエレガントにするという意図をもって始められた。

ジョアン・アンダーソンは、模様に、より重きを置いたムームーを
デザインしたいと考えていた。

つまり、プリントや布地の色は落ち着いたものをより好んだのである。

アンダーソンはまた、レース、リボン、ひだ飾りを使って
ニュアンスを加え始めた。

そしてイングリッシュ・チンツのような非伝統的な布地が
スリムなスタイルに使われた。

この会社は、ハワイ王朝の最後の王女にちなんで名付けられたのであるが、
ホロク、ホロムー、ムームーでは、
ヴィクトリア様式とエドワード様式に特に焦点を合わせている。』



「プリンセス・カイウラニ」ブランドの服を、Etzyで探してみました。
見つけたのが、こちら ↓ です。

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(Etzyの出品物より引用)

「リボンや、ひだ飾りを使ってニュアンスを加え」ています。


また、こちら ↓ も、首元や袖先に飾りの布が付けられていますね。

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(Etzyの出品物より引用)


どちらも、なかなか凝った作りになっています。




(次回に続く)

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