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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その53 1945年~1950年代半ばの文化的背景(4) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在は「1945年~1950年代半ばの文化的背景」について語られています。


『第5章「1945年~1950年代半ば
     :クラシック・シルキーズ(古典的レーヨン羽二重)

  文化的背景(4)

 アロハウィークは、文化的動機と経済的動機が
不安定に合わさって立ち上がったものである。

ハリー・ノードマークという名の、ホノルルのあるビジネスマンは、
ハワイの文化的な慣習が再設定される必要があると感じていた。

「この祭りが1つも残らないのは残念なことだと思いました。」と彼は回想した。

「古代ハワイの栄光は博物館の壁の向こうに隠れているのです。

(ハワイ独自の)音楽や踊りや人生哲学などがかつて存在していたということを
みんなは忘れかけています。」
(著者注:ホノルル・マガジン誌1996年8月号の記事より引用)』





アロハウィークの関係者が着たと思われるアロハシャツが
こちら ↓ になります。

syhsj080-img450x600-1416056922dcakth22852.jpg

(筆者コレクションより)

柄の感じから、1947年か48年のものだと思われます。

ちなみに1949年の柄は、こちら ↓ になります。
こんなふうにお揃いで着ていたようです。

1949 aloha week.jpg

(筆者コレクションより)




(次回に続く)


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