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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その44 1930年代~1945年の女性服(3) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在は、「1930年代~1945年の女性服」について語られています。
前回はホロクについてでしたが、
今回はムームーに話題が変わります。


『第4章「1930年代~1945年

  女性服(3)

 これ(訳注:ホロク)に対してムームーは、同じ1930年代にはまだ、
下着または家庭着であると考えられており、家でのみ着られていた。

そして一般的には、無地または小柄プリントの、
淡色のコットン生地で作られていた。

地元民は泳ぐ際に、水着よりもむしろムームーを着ていた。

ムームーが、みんなが着る服だと見なされるようになったのは、
ハワイ柄が発明されてからのことであり、
1940年代にハワイ柄がムームーに使われてからのことである。』




筆者はムームーの歴史についてはまったく疎く、
「ムームーは、1930年代にはまだ、
 下着または家庭着であると考えられており、家でのみ着られていた。」
という事実は知りませんでした。


また、
「地元民は泳ぐ際に、水着よりもむしろムームーを着ていた。」
という話も意外でした。


ハワイ柄がムームーに採用されるようになってから
外着と認識されるようになったというのも
面白いですね。



(次回に続く)

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