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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その41 1930年代~1945年の衣料品生産(8) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在は、「1930年代~1945年の衣料品生産」に関する部分で、
今回はやや短いですが、
第3のブランド「ロイヤル・ハワイアン」について述べられています。



『第4章「1930年代~1945年

  衣料品生産(8)

 観光業は成長し続け、観光客ならではの独特な需要が
ロイヤル・ハワイアン・マニュファクチャリング社
(1937年にマックス・ルイスが創設)を発展させることとなった。

マックス・ルイスは、観光客に販売するための服や、
レーベルの付いたものとしては最初期のいくつかのハワイアン・シャツ
(それはロイヤル・ハワイアン・マニュファクチャリング社が発明したものである)を
生産することに特化した。

なお同社は1955年にワットムルスに買収された。』




ハワイ大学の衣装コレクションには、こちら ↓

1937 no label.jpg

(ハワイ大学の衣装コレクションより引用)

の画像がアップされていました。
このアロハシャツは、「レーベルなし」との記載ですが、
おそらくこれはロイヤル・ハワイアンのもので、上の文章で言及されている、
ロイヤル・ハワイアンが発明した「最初期のハワイアン・シャツ」の1つだと思われます。
「ハワイのイベントを告知したポスター」の柄だそうですが、
確かに、「発明した」と言っていいほどオリジナルな柄ですね。




(次回に続く)

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