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リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』その15 女性服(4) [リンダ・アーサー著『20世紀のアロハ服』]

元ハワイ大学教授のリンダ・アーサー氏が書いた
『20世紀のアロハ服』という本の翻訳をお届けしています。

現在は、「20世紀初頭の女性服」に関する部分を翻訳しています。



『第3章 20世紀初頭

  女性服(4)

 ムームーは依然として、ホロクの下に着る下着として、
あるいは家庭着として、あるいは水泳用として着られており、
1940年代までは体にフィットしていない服だと考えられていた。

ムームーは半袖が付いた、ゆったりした服であり、
ひざ丈またはひざ下丈で着られていた。

ムームー用の布地は一般的には無地の色付きコットン生地であった。』



ムームーは古くは「ホロクの下に着る下着」として着られていたことや、
その布地は「無地の色付きコットン生地」だったというのは知りませんでした。
戦前のムームーの特徴でしょうか?



ムームーの広告は、古いものはあまりない
(オーダーメードが主流だったからでしょうか?)のですが、
手元にある一番古いムームーの広告は1948年のものでした。
それが、こちら ↓ です。

TLH.jpg

レーヨン地に(おそらく)抜染プリントされたパレオ柄になります。

ムームーという表記ですが、あまり寸胴ではなく、ドレスに近い印象ですね。



(次回に続く)

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