SSブログ

ハワイの衣料品製造業の歴史 その270 1955年~56年 カジュアル・ウェアがハワイの生産を支配した(3) [ファンダバーク著ハワイの衣料品製造業]

ファンダバーク教授の本『ハワイの衣料品製造業の歴史』の翻訳をお届けしています。

この章「ハワイで製造される衣料品の種類」では、衣料品のタイプ別に語られており、
現在は、1955年~56年のカジュアル・ウェアについて記述されています。


『1955年~56年 カジュアル・ウェアがハワイの生産を支配した(3)

 1956年10月9日付ワイキキ・ビーチ・プレス紙に載った、
「フィッティング問題は無し! ムームーはアロハ・ウィークに必携だ」
という表題が付いたある記事には、次のような定義があった。

  ”ムームー:大袋のようなドレス。”
  ”ホロムー:長い後ろ裾のない、体にフィットしたプリンセス・ライン
  (訳注:が特徴のドレス)。”
  ”ホロク:長い後ろ裾のある、プリンセス・ラインのフォーマルなガウン。”
  ”パケムー:中国襟の付いたホロムー。”
  ”トゥトゥムー:羊足形の袖と、ヨークや高いネック・ラインのひだ飾りの縁取り
  (訳注:が特徴のドレス)。”

 1956年にはシース・ドレス(訳注:体にフィットした細身のドレス)や
ハウスボーイ・セット(訳注:詳細不明)を紹介した広告も多く、
またパンツ・セットのバリエーションもいくつかあった。

1956年に広告されたそれ以外の衣料品には次のようなものがあった。

タイ・ショルダー・ドレス、ランディ・ラウンジャー、ポイ・パウンダー、
ハウスボーイ・セット、ワイキキ・ストローラー、
ペタル・トップ・ドレス、サンドレス。』




「1955年~56年のカジュアル・ウェア」の項目は今回で終わり、
次回からはまた新しい話題となります。


(次回に続く)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ファッション

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。