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ハワイの衣料品製造業の歴史 その265 1946年~49年 ホロムーその他の、終戦後初期のハワイアン・ポリネシアン・タイプの衣料品(11) [ファンダバーク著ハワイの衣料品製造業]

ファンダバーク教授の本『ハワイの衣料品製造業の歴史』の翻訳をお届けしています。

この章「ハワイで製造される衣料品の種類」では、衣料品のタイプ別に語られており、
現在は、1946年~49年の服のタイプについての部分です。



『1946年~49年 ホロムーその他の、終戦後初期の
         ハワイアン・ポリネシアン・タイプの衣料品(11)

 同じ1949年10月23日付ホノルル・アドヴァタイザー紙に載った、また別の記事は、
「アロハ・ウィークにムームーを着よう」と題されていた。

その記事からの抜粋は以下の通りである。

  ”ムームーは、それを着る場所や時に制約を設けないような
  ハワイの女性や女児に人気である。

  ルアウ(ハワイ伝統の宴)、ダンス・パーティ、フットボールの試合、
  そしてアロハ・ウィーク期間中の店舗、学校、オフィスなどで着るのである。”

  ”ムームーにはいくつかのスタイルがある。

  近頃最も人気があるのは、
  ヨークが丸くなっていて、七分袖のタイプである。

  袖はひじの部分に細長い切れ目が入っており、
  また裾は両横に細長い切れ目が入っていて、
  表と対照的な色の裏地が見えるようになっている。

  また別のタイプは、ヨークが高くなっていて、
  ボリューム感を出すためにそのヨークに向かってひだになっているものである。” 』



今回は、ムームーについて語られています。

ムームーにも、いくつかのデザインのタイプがあると説明されていますが、
イラストや写真がないため、ちょっとイメージしにくいですね。

ムームーとはいっても、ちょっとおしゃれなデザインになっていて、
パーティやオフィスにも着ていけそうなもののようです。



(次回に続く)

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