ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ（７）カメハメハ

PCの調子が悪くて、昨日は1回お休みしてしまいました。
楽しみに待っていてくださった数名の方、申し訳ございませんでした。

今回も「ヤフオクで見かけたヴィンテージアロハシャツ」、行ってみましょう！

先日まで長々とご紹介してきたファンダバーク教授の本でも、
「ハワイ最大の衣料品製造業者」と触れられていた、
アロハシャツの雄、カメハメハを探してみました。

まずはこちら↓　。



言わずと知れた、サベージのメニュー柄になります。
whoozisさんの出品物で128,000円です。

筆者は所有していませんが、ぜひ欲しい1枚ですね。

次はこちら　↓　。



圧巻のボーダー柄で、専門書にも必ず出ている有名柄ですね。
south_central_los_angelsさんの出品物で85,000円です。

上のメニュー柄と比べると、ややお高いのでは？という印象ですが、
まあ、珍しい柄であることには変わりありませんね。

そして　こちら↓　。



美しいボーダー柄で、こちらも専門書に必ず出ている有名柄ですね。
raridly153さんの出品物で39,800円です。
なかなかこなれた価格だと思います。

ヴィンテージのカメハメハには、緑タグと赤タグがあり、
上で紹介したものはすべて緑タグです。
1950年前後の古いヴィンテージ（抜染を含む）は、ほぼすべてが緑タグになります。
（古着屋さんで高く売られているヴィンテージはほとんどが緑タグのため、
　例えば『定本ハワイアンシャツ』でも緑タグしか紹介されていません。
　しかし、1940年代製の、緑タグが付いた「コットン」アロハも存在します。
　レーヨン製ばかりではないのです）

赤タグは1950年代半ば頃から使っていたと思われ、実は結構古いのですが、
ほぼすべてがコットンですね（抜染は皆無と言っていいでしょう）。
しかしながら、初期の赤タグ（50年代中頃）のものは、
コットン製とは言え、なかなか良いデザインのものも多いです。
筆者もそのような物を（好デザインながらリーズナブルなので）
たくさん所有していますが、今度機会があればご紹介したいと思います。

1960年代になると、同じ赤タグでも、
（コストを下げる意味からか）デザインがやや平凡になり、色数も少なくなり、
また人々の好みもあってか、色目が地味なものが多くなります。

例えば　こちら↓　。



carshopamgさんの出品物で8,800円です。
年代とデザインから言って、チトお高いですね。
1950年代と書かれていますが、まあ、60年代半ばから末頃のものでしょうか･･･。


現在ヤフオクに出ているカメハメハは、あまり種類は多くないようで、
少々残念です。本当はいい柄がたくさんあるのですが･･･。

また別の機会に探してみましょうか。


それではまた。

タグ：ヴィンテージアロハシャツ 赤タグ 緑タグ アロハシャツの歴史 カメハメハ Kamehameha